ナイキ本社では製品の企画と販売に専心

ナイキ本社では製品の企画と販売に専心
経営者自らが職人(製作者)として小さな工場(工房)を持つことも一つの方法であるが、近頃では製品の企画や設計をメインとして、自前の工場を持たずに製造部分を外部の工場にすべて委託するファブレスメーカーが広がりを見せている。世界的に有名な企業では、スポーツ用品のナイキが、製造を各国の提携した外部の工場にすべて委託し、ナイキ本社では製品の企画と販売に専心している。

そこで個人のオーディオ愛好者が既製品の改良(モディファイ)をすることからスタートしたところ、同じ愛好者達から好評となって個人メーカー(ガレージメーカー)を設立したという話もある。自分でメーカーを立ち上げる方法にはいくつかの選択肢がある。今では半導体回路だけでなく、雑貨、インテリア、精密機械部品、建築資材、住宅機器、家電、電子機器、食品や化粧品などさまざまな分野でファブレスメーカーがみられる。これをもう少し高価な数百円の部品に変えるだけで音質が見違えるように良くなることがある。

最近の大手メーカーが作る製品はコストダウンを追求するあまり品質で妥協している面があることは否めない。もちろん零細メーカーといえども、品質ばかりを追求して利益を度外視しては経営が成り立たないため、製品の企画、開発から製造工程のどの部分で利幅を厚くするかも重要なポイントになる。

その一方で、新たにモノ作りビジネスにチャレンジしようとする人達もいる。もともと大手メーカーでは“価格と品質の妥協点”を見つけて製品を市場に投入しているため、品質にこだわるガレージメーカーが上級ユーザーから支持されるニッチな領域は存在しているのだ。ただしファブレスメーカーの中でも成功しやすい分野と、成功しにくい分野があり、その違いがどこにあるのかを理解しておかなくては、ゼロからのメーカー立ち上げは難し

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。